湘南国際マラソン 2023 - まず、大会そのものについて -

昨日湘南国際マラソンを走ってきました。記録としては少し伸びてネットで3時間22分、しかしレースとしては失敗レースでした。

 

失敗レースの部分は自身の反省点ですが、正直、もう二度と出ないなと思いました。通算(フルだと)5回出て、二度と出ないと思ったのは初めてです。(大会関係者、地元関係者、この大会が好きな方、すみません)

 

色々とあるんですが、一番不愉快なのが給水とゴミです。ただ、その上に一つ書くと誘導です。

 

 

誘導

 

まず、前日気づきましたが「二宮駅大磯駅に7:10までについていないとスタートに間に合わないかも」と公式Webに書かれてました。これ、なんで「前日」になってやっと気づいたかと言うと「アクセス」のところで「電車」をクリックすると非表示になってた箇所が表示されて、この非表示の部分に書かれていました。この時点で「早いなぁ」と思いました。結局湘南国際マラソンの臨時の特急に乗って6時半二宮着でした。

 

が、まず、シャトルバスの行列がすごいです。7時5分に行列の最後尾がここでした。気温3度で25分ぐらい並んで足までかじかみました。(徒歩で会場に向かうと2.5km歩くことになり、これはやめました。)

 

 

ちなみにJR駅員さんと駅前の警備会社の人の誘導はちゃんとしてました。が、大会会場の誘導は最悪でした(後述)。ただ、バスの本数を増やせばここはもう少しどうにかなると思います。

 

7:37に会場の大磯プリンスについて、普通に考えればめちゃくちゃ時間が余るんです。しかし結論としては、スタートの整列に間に合いませんでした。

 

ゆっくり着替え、荷物を預け、普通に考えれば十分すぎる「号砲30分前」に整列地点に向かいました。しかし(トイレの配置がむちゃくちゃというのもありましたが)スタッフさんがあまりいなくて、「整列地点からスタート地点に移動」というアナウンスは聞こえましたが「B列どっち行けばいいですか」って聞いても元の整列場所に案内されたりして、結果として本当はBなのにEとFの間のところに入りました。

 

水戸とかだと歩道を伝って前に進めるんですが、今回一般車道じゃないため「歩道」がなくて、なんとか少し進みましたがDかEぐらいでのスタートになりました。周りにもそういう人が(DやEの位置なのにBのゼッケンをつけている人が)結構いました。これは誘導がへぼすぎるせいでは。

 

実際、スタートしてすぐに3時間45分のペーサーさんを見つけましたが、そのうち一人の方が「なんとかかき分けて前へ」って感じで走っていたので、彼女もへぼい誘導にやられたのかもしれません。

 

正直、この段階で結構いらっと来ました。幸い2km過ぎで道幅が広くなったのでそこまでのダメージにはなりませんでしたが、最初の2kmではかき分けて進むために無駄に体力使いました。

給水

事前の案内では水とスポーツドリンクがある、あと、スペシャルドリンクがあるということでしたが、スポーツドリンクのところ、事実上「闇鍋」でした。

 

一回目、これは自分がうっかりですがよく見たら麦茶って書いてましたが、間違えて麦茶思いっきりボトルに全部入れました。麦茶なんて糖質もないし、正直要らないのに。

 

ま、これは自分のミスとしても、2回め、残ってた麦茶を全部道路に捨てて「これ、スポーツドリンクですか?」って聞いたら「クエン酸です」と。このケースには何も書いてませんでした。こっちはスポーツドリンクがほしいだけなのに。

 

カルピスとか色々と用意するのはいいんですが、せめてコーナーをわけてくれるとか、「これがスポーツドリンク」とわかりやすくしてくれればいいのに。

 

これで糖質不足になったかもしれないのも正直恨み言。

 

あと、やっぱり一回完全に立ち止まると後半はそこからなかなかスピードが出せなくなってしまうので、そういう意味でもこの給水はネガティブでした。

ゴミ

エコを謳っているためか、基本、ゴミ箱がないです。バナナとかのあたりはゴミ箱ありましたが。

 

おかげで補給したジェルの袋がポーチにどんどんたまっていって、最後のジェルを取るときに「手触り」では探せず、一旦立ち止まって手をべとべとにしながらとりました。

 

こっちはマラソンを走りにきているのであって、ESGのために来てるわけじゃない!

 

と強く思います。ESGをしたいなら、参加費の一部をESGに使うとか、そういう方法があるはずです。この大会だったか次のさいたまだったか忘れましたが、参加費の「外枠」で寄付とかあって、その寄付は自分もしました。そういう方法でいいのに。

その他

(いわきは例外として)これまでの横浜、水戸、かすみがうらは都心からのアクセスがよく、今回もそのつもりで申し込みました。が、横浜、水戸、かすみがうらは「大きな駅」から「近い会場」なんですが、「小さな駅」から「遠い会場」は全く別物でした。(二宮駅を出るのにも一苦労でした。) 実際、(横浜はよく覚えてないけど)水戸、かすみがうらは8時に駅に着くとかで余裕でした(さすがにブロック最後方に並ぶ形にはなりましたが)

 

帰りも逆に、駅前に何もないんですね。藤沢まで出てやっと普通に商業施設がありました。帰りの東海道線もかなり混みましたね。グリーンでもほぼ満席。

 

コースも、たまに海が見えたのと、復路で途中富士山がきれいに見えたのはいいんですが、基本単調な景色がずっと続くので、それも結構きつかったです。歩道がない道路なので、応援がないところは本当に誰もいません。

 

メダルが「ちゃちい」という説もありますが、ごついメダルがたくさんたまってもなあってとこで、それはいいです。でも他の大会だと食べ物や飲み物(バナナやスポーツドリンク)もらえるのに、今回は何故かお煎餅でした。謎。